製品概要編
ORBexpressとはどのようなミドルウェアですか?
組込み向けリアルタイム通信ミドルウェアです。
多岐にわたるハードウエア上の実行環境に同じコードを必要に応じて容易に使用することが可能であり、ソフトウエア開発コストの削減をすることができます。
世界的なソフトウェア標準化団体OMG(The Object Management Group) が策定した分散オブジェクト技術仕様であるCORBA仕様、RT-CORBA(リアルタイムCORBA)仕様に準拠してます。
ORBexpressにはどのようなシリーズがありますか?
- x86系、PPCなどのGPP(General Purpose Processor)向け「ORBExpress RT」、
- DSP(digital signal processors)向け「ORBExpress DSP」
- FPGA向け「ORBExpress FPGA」
の3シリーズを中心に構成してます。
上記3シリーズは容易な統合と相互運用が可能です。
開発元はどこですか?
開発元は、米国OIS社(Objective Interface Systems, Inc.) です。
(株)ソフトサービスにて日本国内の販売代理店、技術サポートを行ってます。
他のCORBA®製品と比較して、特徴はなんですか?
- 組込みに特化されたCORBA製品なので、極小フットプリントで実装可能。
- RT-CORBA(リアルタイムCORBA)仕様に準拠している。
- DSP、FPGAに実装可能。
- Run-Timeラインセンスがフリー。
TCP/IP(イーサネット)通信以外でも利用できますか?
ORBExpressは、TCP/IP以外の任意通信との接続を可能にする公開インターフェースを使用しています。
自社や業界で利用している通信と接続する場合や、TCP/IPでは実現できなかったリアルタイム性を要求する場合に有効です。
サポートしているOSや言語には何がありますか?
リアルタイムOSをはじめ、多くのOSへの実装可能。
言語は標準でC++をサポート。
他のCORBA製品との組み合わせはできるのでしょうか?
CORBAスタンダードによって組み合わせが可能です。
日本での導入実績はありますか?
主に航空宇宙防衛、電力、通信機器、医療機器などへの導入実績があります。
その他
ライセンス体系はどのようになっていますか?
基本ライセンスは、開発者数でカウントしますので、異なるプロジェクトへも使用できます。
Run-Tiimeライセンスはフリーです。
製品価格はいくらですか?
弊社担当へお問い合わせください。
ORBExpressはお客様が使用している様々なOSやCPUなどに合わせて最適にチューニングされたソフトウェアを提供しております。
体験版はあるのですか?
期間限定の体験版の利用が可能です。
下記申込フォームに必要事項を記入のうえ、お申し込みください。
お申込フォームへ
技術サポートを受ける場合、開発元(米国)と直接やりとりをしなければならないのでしょうか。
ソフトサービスは日本国内の技術サポートを行っております。